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こんにちは!『ボードゲームで認知症予防の会』
暫定会長の石川です。@naoquixote
そろそろ次のオレンジカフェでFacebookページも作る勢いです。※お店の方は2018年夏頃オープン予定。
今回もルールは割と簡単で5歳からシニアまで誰でも3分でルールが理解可能なゲームです。
ただし若干のカードカウンティングスキルが必要なので、単純ながら熱い駆け引きを楽しむことができます。その名も…
「ハゲタカのえじき」です!
人数:2~6人用
難易度:☆ ※☆5が最高レベル
推奨年齢:5歳~無制限
ジャンル的にはトリックテイキングゲーム(バッティングしないようにカードを選んで強いカードを出していく)ゲームの一つです。ただトリックテイキングゲームといっても沢山のルールがあるので一括りには出来ないところも面白いのですが。
それでは早速ゲームの準備に取り掛かりましょう。
ハゲタカのえじきのゲーム準備
まずはこの「ハゲタカカード」(マイナス1からマイナス5、1から10まで各1枚あります)を良く切り、山札として真ん中に置きます。
そして手札に使う数字カードは色分けされた1-15の数字が6セットあります。
これを1セットずつ各プレイヤーに渡しましょう。
今回は僕と、ボンレス猫さん、シロさん、金魚さんの4人でプレイしますので、残りの2セットは箱にしまっておきます。
これで準備完了です!
そしてスタートプレイヤー(じゃんけんでもサイコロでも良いので誰か決めましょう)の誰かひとりがハゲタカカードを1枚めくります。
各プレイヤーは自分の手札をよく見て、どのカードを出すか決めます。
そして1枚選び、裏向きにして場に出します。
全員が出したら、せーの!で一斉に各自カードを表向きにします。
それではここから勝利条件を含めたルール説明を始めます。
ハゲタカのえじきのルール説明
【ハゲタカカードがプラス点の場合】
一番大きな数を場に出した人がカードを獲得できます。
この場合は私の出した10が一番大きい数字なので、私がこの7のハゲタカカードを貰えます。
☆場に出した数字カードはもう使いませんので、裏向きにし、各自自分の前に置きましょう。
☆一番大きな数字のカードが複数出た場合☆
今回は場に出ている一番大きい数字は11ですが、シロさんと金魚さんで数字がかぶってしまいました。
これがこのゲームの醍醐味である『バッティング』です。
大きいプラスのカードは誰でもほしい。ただし手札の最強カード15で取りに行こうとするとバッティングして取れないという事が多々あります。
だからといってこのように11辺りで勝負しても同じ思考の人がいたらバッティングしてしまい、結果もっと低い数字の人が取っていってしまう事も。
この場合、二人の11は打ち消し合いになってしまい、この8のカードは次に大きな数字を出したボンレス猫さんが獲得することになります。
【ハゲタカカードがマイナス点の場合】
一番小さな数を出してしまった人がこのカードを受け取らなくてはいけません。
この場合、場に出ている一番小さな数字は4なので、4を出した金魚さんがこのカードを貰わなくてはいけません。
☆一番小さな数字が複数出た場合☆
この場合、場に出ている一番小さな数字は3ですが、複数あるので打ち消し合いになり、次に小さな数字を出したシロさんがこのカードを貰わなくてはいけません。
【特別ルール】:もし、打ち消し合いにより誰もハゲタカカードを取れない時は、そのハゲタカカードはそのまま残し、次にめくるハゲタカカードと一緒に奪い合いになります。
【2枚のハゲタカカードの合計がプラスの場合】
一番大きな数字を出した人が2枚まとめて受け取ります。
これは合計で13点なので、是非とも欲しいですね。
説明の最初で『若干のカードカウンティングスキルが必要になる』と書いたのはこういう場合です。1~15までの手札は一人一回しか使えません。既に場に15を出して、いる人が3人いたことを覚えていれば15を出せばバッティングせずにラクラクこのカードが貰えることになるわけです。
【2枚のハゲタカカードの合計がマイナスの場合】
一番小さい数字を出した人が2枚まとめて受け取ります。
もしも最後のハゲタカカードを誰も取れなかった場合、そのカードは誰の物にもなりません。
ゲームの終了と勝利条件
ハゲタカカードが全部なくなったらゲーム終了です。
取ったハゲタカカードの合計点が一番多い人の勝ちとなります。
このように、ちょっとした特別ルールもありますが、基本的にはとても簡単でわかりやすいゲームとなっています。自分以外のプレイヤーが出したカードは見ることが出来ないので、相手の出したカードをある程度覚えておくことが重要です。
認知症予防の観点から見ると、短期記憶のトレーニングにもなりますね!
そして心理的な読み合いのときの脳の活性化は凄いですよ。
ついでに言うと、慣れてきたらどのカードにどれを出すと取りやすいかという期待値も計算してみると面白いですね。
ボードゲーム漫画の名作『放課後さいころ倶楽部』でも期待値について言及されている場面があります。
ただ、期待値に沿って出していても相手の読み次第では全然勝てないのもこのゲームの醍醐味。
こちらの漫画は現在サンデーで連載中。女子高生がボードゲームを通して友情を深めていくというストーリーです。
かなりマニアックなゲームも紹介されていますので、ボードゲーム好きは必読!
まとめ
さて、ルールは把握できたでしょうか?
2名から6名いればどこでも盛り上がる鉄板ゲームです!
高得点のカードが序盤に出たときの駆け引き、後半になってのマイナス点の押し付けあい。
どこで誰とやっても説明が簡単で白熱必死。おすすめです。
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