認知症予防にも良いかも!フランス発のボードゲーム「Quarto! クアルト!」が単純ルールながら盛り上がる!※対象年齢6~99歳!

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最近教室で、小さなお子様がいるお母さん方から『息子がスマホばかりして困っている』『アプリの使用制限などはできないの?』というような質問を受けることがあります。

確かに最近のスマホゲームは良くできていて、小さな子供でも説明書ナシに勝手にプレイして、そのままどっぷりハマっちゃうというケースを多く見てきました。
3歳児程度でも、youtubeを開く→アンパンマンの動画を検索する→没頭。
なんて光景も。
それがスマートフォンの特性でもあるんですよね。直感的に操作できて、いつの間にか使えるようになっている。
それ自体は悪いことではないのですが、「一人でずっとゲームをしている」という状態は確かに良くないとは思います。

かの高橋名人(古い?w)も『ゲームは一日1時間まで!』と仰ってました。
とはいえ面白いゲームを1時間で止められるわけもなく、親にゲームを隠されたりという経験は誰もが遠ってきたのではないでしょうか?

で、話を戻しますがゲーム自体は悪いことではないのです、そこから論理的な思考力や、雑学などを吸収できる良質なゲームもありますし、使用制限をしたところでそれはスマホの利便性も残ってしまいますし、何より子供の自主性の教育という点ではあまり厳しく規制する事でいい結果が生まれるとは思えないのです。
※私がそうでしたから。

懐古主義ではないですが、昔のゲームは良くも悪くも、『みんなで楽しめる』というコミュニケーションの要素が多くあったように思えます。
一人だけでガチャを周したり、ポチポチパズルを解いているだけではコミュニケーションは発生しないですからね。その点を気にしている親御さんが多いのだと思います。

で、解決策としては『親御さんも一緒に参加できるゲームをプレイしたらどうですか?』という提案をしています。
それもデジタルではなく、懐かしのアナログゲームです。
これなら、一人では出来ませんし、親子でのコミュニケーションの機会も増えます。

僕らの世代では、人生ゲーム、モノポリー、UNO、この辺りをやったことがない人の方が少ないんじゃないでしょうか?特にお正月なんかは親戚同士で大盛り上がりした思い出も。

しかし、そのような有名ゲームの他にも世の中には沢山の隠れたボードゲームの名作があります。
本日はその中からフランス発の二人用対戦ボードゲーム「Quarto! クアルト!」の紹介をしたいと思います。

クアルトの特徴

端的に言えば、このゲームは「四目並べ」とほぼ変わりません。
4×4のボードの上に、形の異なる駒を並べて、特定の条件を満たした場合に勝利となります。

ただ、このゲームが一風変わっているのは、自分が次に置く駒を選べないということ。
手番が終わったら、相手に残りの駒の中から任意の形の駒を渡し、それを順番に置いていくという流れになります。

1993年発売のゲームですが、数々のゲームの賞を受賞しています。

特徴的な駒は、形、色、高さ、穴の有無で、合計8種類

形(四角 or 円)
色(木目 or 黒)
穴(有 or 無)
高さ(低 or 高)

さて、これらを踏まえてゲームのルールを説明していきます。

クアルトのルール

まずはジャンケンでもサイコロでも良いので、先行を決めましょう。

ここで先行は、一つ好きな駒を相手に手渡し、置いてもらいます。
後攻は、駒を置いたら、今度は次の駒を相手に手渡して、16マスのボードの何処かに置いてもらいます。※どこにおいても自由。

この様に駒を手渡ししながら、8種類の駒で特定の条件を満たした4列を作った側が勝利となります。

例えばコレ。

色、穴あり、高さと全て違いますが、形が四角で統一されているので、この時点で勝利条件確定です。勝った場合には声高に「クアルト!」と宣言しましょう。
※ここで、勝っていることに気づかず、相手に指摘されたら逆に負けとなります。

勝利条件一覧

・全て同じ色で揃える
・全て同じ形で揃える
・全て同じ高さで揃える
・全て穴ありで揃える
・全て穴なしで揃える

たった6個の勝利条件なのですが、高さや色狙いで置いていったら、相手に形で揃えられてしまうというような事も多々起こるのが、このゲームの面白い所。

この画像を見て、どこが勝利条件を満たしているのか一瞬でわかった人はセンスあると思います。

正解は 穴なしの1列ですね。すぐわかりました?

詳しい遊び方の動画もありました。

実際に91歳の祖母とクアルトで遊んでみた

ルールは簡単なので、対象年齢6歳~99歳というのも頷けます。ただ、終盤ではかなり頭を使った戦略や注意力が必要になります。

そこで、91歳の祖母と対戦してみることにしました。実家の祖母は7年前に祖父を、4年前に愛犬を亡くしてしまってから、認知症気味になり現在は「要介護」一歩手前の「要支援」という状態です。
少しずつ昔できたことができなくなっているような感じですね。
それでもルール自体はすぐに把握していました。

頭を使って色々考えてを繰り返すウチに、脳細胞が活性化してくれないかな?という願いも込めて、本気でお相手いたします。

置く場所に困って『ヒントをくれ』というお婆ちゃん。

ヒントをあげつつ、2回ほどプレイしたら一人でもできるようになりました。ついでに『久しぶりに頭を使って気持ちいい』という感想もいただきました。
うん。それが狙いだったからね。

で、その後は33歳の弟と、66歳の父がガチンコ勝負をしていました。

結果→父惨敗。笑 

こういったゲームであれば、コミュニケーションの機会も増えつつ、スマホゲームを規制するまでもなく、お子さんから祖父母まで一緒に楽しめて良いんじゃないでしょうか?

クアルトはminiバージョンと、駒とボードが少し大きく高級感のある通常バージョンがあります。

これからクリスマス、お正月と人が集まるイベントが多くある時期。プレゼントとしても喜ばれること間違い無しですよ。

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この記事を書いた人

石川直紀プロフィール

石川 直紀

大学時代に歌舞伎町の客引きのアルバイトから始まり、数々の職を転々としつつ大学時代に独立し起業。
現在は千葉県船橋市でパソコンスクールの経営と、PC・スマホの出張トラブルサポート事業、小学生向けのプログラミング教室を展開中。
現在は植物沼にどっぷりハマり、3Dプリンターを使って鉢や受け皿をデザインする毎日。
自作の受け皿はBASEにて販売しています。