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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。久しぶりにゆっくりと休めました。が、3日から通常営業です。
今年もよろしくお願いします!
さて、話を2017年の年末に戻します。我が家は祖母の兄弟が多かったこともあって、1月1日は姪っ子なども含めると総勢14人が集まります。
オジサンチームはお酒を飲んでおせちを食べてと、毎年大騒ぎなのですが、小学生の子供たちが暇になってしまうので、みんなでワイワイ楽しめるアナログゲームは何かないかな?と探していたところ、ちょうど良いパズルゲームを見つけたので、紹介します!
例によってテストプレイの相手は石川百合子(91歳)
ちなみに百合子婆ちゃんは最近認知症が進んでいて、とうとう要介護認定を受けてしまいました。さすがにいつも明るい婆ちゃんも『私はどんどん馬鹿になっちゃうから…』なんて落ち込んでいたので、一緒に楽しみつつ認知症の進行を遅らせる程度に頭を使うゲームを探していました。
僕が今進めている『ボードゲームで認知症予防』では高齢でも低年齢でもみんなで楽しもうがコンセプトなので、百合子婆ちゃんが覚えられるゲームがちょうど良いのです!
それでは解説に参りましょう!
ブロックス(Blokus)のルールを説明するよ!
ブロックスは2人~4人まで対戦ができます。※チーム戦なら8人参加したってOK!
そしてルールは単純なようですが、かなり頭をつかう設計になっています。
まずブロックの置き方。対戦用のブロックは赤青緑黄の4色!非常に配色がキレイなので、ゲームが進むと盤面もカラフルに彩られていきます。
4人全員が違った色のブロックを持ち、四隅に配置するところからゲームが開始になります。※二人の場合は2色ずつ持って時計回りで順番にピースを置いていきます。
これだけだと形の違うブロックをはめていくだけのゲームかな?と思いますが、置き方にもルールがあります。
自分のブロックは角と角が接するように置かないといけない
これだけだと「??」となりそうですが、画像で説明します。
このように自分のブロックは角で接してもOKなのですが、辺で接するのはNGとなります。※他のブロックの辺と接するのはOK
こうしてゲームを進めていくと、相手の陣地に攻め入るのか、自分の陣地に攻め込まれないように防御の陣をしいていくのか、序盤からかなり頭をつかうことになります。でも最初のウチはテキトーに置いていって、抜け道を見つけるのも楽しいです。
そしてゲームが進んでいくと、大きな隙間がなくなっていくので、次第にブロックを置くスペースが限られてきます。
例えばこんな場合
あの相手の中のスペースに真四角のブロックを置きたい。でも角が接していない。
そんな時は1駒だけのブロックを隙間に置いて、角をつなげていくことができます。
ちなみにこの1ピースは非常に大事なブロックなので、最後の一個をこのピースで上がった場合はプラス10点のボーナスがあります。
その中で、全部のブロックを置いたらボーナスとして15得点。逆におけなかったピースはマイナス得点として数えていきます。
最終的に何ゲームか対戦して一番プラスになった人が勝利します。
91歳、認知症レベル要介護1の祖母とガチンコ対戦
私が青と緑、祖母が赤と黄色のブロックを持ってスタートです。
ルールは単純なので、こちらがヒントを少し出すだけで、どこに置くか理解してくれました。
勝負も煮詰まってきました。
と思ったら、ヒントを出しすぎて祖母は黄色を全部置いて勝利!私は緑と青が少し残ってしまいました。
結果
私は青と緑の置くことが出来なかったブロックの合計が56ピースなのでマイナス56点
祖母は黄色を全て置いたのでボーナスポイントで15点、赤はピース39余ってマイナス39点。合計するとマイナス24点で祖母の勝利です!
誰でも簡単にルールは覚えられるが、戦略は複雑!
勝利して満面の笑みの祖母。
最初のうちこそ、辺と辺をつなげて置いてしまったりと、小さな間違いが目立ちましたが10分もすればルールは把握できて、楽しく一緒に遊ぶことができました。
ルールがシンプルで、戦略性があるというのが楽しいゲームの条件ですね。ルールが複雑なゲームでも名作は沢山ありますが、全年齢層で一緒に遊ぶならこんなゲームが一番です!
実際お正月にも小学校1年生、私(37歳)、叔母(58歳)、従兄弟(38歳)で白熱した勝負ができました!
こうして世代を越えて盛り上がれるのが良質なアナログゲームの醍醐味ですね!
次回はブロックスと同じように盛り上がったカードゲームのneuも紹介したいと思います。
2018年6月追記:6月17日に放送される『ガキの使いやあらへんで』でもブロックスが取り上げられるみたいですよ!楽しみ!
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