ホームボタンが無くなったiPhoneⅩは購入するべき?搭載された新機能、デザインなど特徴を総まとめ!

iPhoneⅩ

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AppleWatch Series3、iPhone8の発表と併せて今回の目玉商品は、「iPhone X」でしょう。読み方は「エックス」ではなく10周年記念を意識した「テン」です。

最も大きな特徴はiPhone最大の特徴とも言える、ホームボタンの廃止。発売以来ずっと大きな役割を果たしてきたホームボタンが無くなった事で何が変わったのでしょうか?

 

ホームボタン廃止

 

ホームボタンを無くしベゼル(液晶ディスプレイなどにおいて、表示部分を支持および保護する機能を持つ部分)が極端に薄くなった事で、ディスプレイを大きく使うことができるようになったというのが最も大きな特徴となります。

 

ベゼルレス

 

7の次が10という事で、8の次は何が出るの?など既に気になる点ではありますが、既存モデルとの違いをメインに、何がどう変わったのか見ていきましょう。

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指紋認証の代わりに顔認証が導入された

顔認証
今回発表されたⅩには物理ホームボタンがないため、今までのモデルとは大きく操作方法が変わりました。
まずロック画面を解除するために「TouchID」ならぬ「Face ID」を使用します。
どれくらいの精度で認証が可能なのかというと、Touch IDの認証精度は50000分の1であるのに対し、Face IDでは100万分の1の精度まで認証力が向上しているようです。数字が大きすぎて何がなんやら…という感じですが、メガネをかけたり帽子を被っても認証は成功するようです。さらに写真では認証が不可能など独自の技術も凝縮されている模様。※超そっくりさんとか一卵性双生児でも区別できるのかな…?
試合後のボクサーは?など疑問は尽きませんが、そこはAppleのことだからしっかりクリアしているのでしょう。
Face IDを使わない(認証できない?)場合には、画面の下端から上にスワイプする形式になり、そこで従来のPINやパスワードで認証する形になると思われます。

iPhoneⅩの画面は全面有機EL

見た目以外の大きな違いといえば、iPhoneXは「有機EL画面」を採用しています。
有機EL
ちなみに有機ELとはWikipediaによると
色純度・色再現性液晶は動作原理上、パネル面からバックライトの光が漏れるために、例えば光の三原色のR(赤)だけで階調表現をしようとすると、暗部ではG(緑)とB(青)からの光も入り込んでしまい色純度が落ちる欠点があるが、有機ELは素子の自発光である事から、不要な色の発光を完全に止める事ができるので、暗部の階調表現でも高い色純度を維持できる[36]。また、色再現性や発色性にも優れており、AdobeRGB比はサムスンの「GALAXY Tab S」で約94%[37]、デルの4K有機ELディスプレイ「UltraSharp 30 OLED」で100%となっている[38]。但し、白色有機EL+カラーフィルター方式では、液晶と同じカラーフィルターによる発色のため、RGB3色塗り分け方式よりも色再現性の面で劣る Wikipediaより引用

 

という事で、従来の液晶よりも色の再現度が高いという特徴があります。
更に従来の3Dタッチにも対応し、画質はHDRまで対応とのこと。
ディスプレイサイズに至っては、iPhone 8は4.7インチ。iPhone 8 Plusは5.5インチ。そしてiPhone Xは5.8インチとなります。しかし外寸はiPhone XよりiPhone 8 Plusの方が大きめ。ベゼルを狭くホームボタンをなくしたことで、ディスプレイサイズを最大限に大きくした印象です。

防水・防塵(IP67準拠)

私が一番気になっていたのはここ。ベゼルが狭く有機ELを使用していようが、防水防塵対応がなくなってしまっては、iPhone7や8の方を選んだことでしょう。

 

iPhone
 iPhone8、iPhoneⅩ共に両面ガラス仕様ですが、サイドの素材は8がアルミ、Ⅹがステンレスを採用しています。

FeliCaには引き続き対応

これはiPhone7から搭載された機能ですが、Ⅹでもしっかりと引き継がれます。
SuicaやEdyなど日本独自の決済方法から、顔認証でのApplePayにも対応するとのこと。

 

アップルペイ

気になるスペック・お値段は?

スペックに関して言えば、iPhone8もⅩもCPUは同じようです。A11 Bionicというチップを採用し、従来比で70%の高速化に成功したとのこと。これ以上早くなっても分からんがな…
RAMはiPhone8が2GB、iPhone8PlusとiPhoneXが3GBと少しだけ強め。
容量は全モデルとも64GBか256GBの二択となりました。
容量
そして最も気になるお値段ですが、64GBモデルが112,800円、256GBモデルが129,800円…
高い…
ちょっと本気で新しいPCを買うか、iPhoneⅩを買ってみるか悩んでいます。

電池の持ちは?

バッテリーも強化されたようで、iPhone 7・8シリーズよりも2時間長いバッテリー駆動時間とされています。

しかし

  • 連続通話時間→最大21時間
  • インターネット利用→最大12時間
  • ビデオ再生→最大13時間
  • オーディオ再生→最大60時間

と表記だけをみるとiPhone8と変わらない感じ。

ただし高速充電対応との事で、従来比で50%早く充電が完了するようです。

 

ワイヤレス充電(Qi規格)対応

こちらも早くから話題になっていた機能ですね。
iPhone8、Ⅹともにガラス基体を採用したことで、QI規格での置くだけ充電に対応となりました。

 

 ワイヤレス充電
 既にQI対応のワイヤレス充電器はかなり沢山発売されているので、Apple独自のアクセサリーを購入しなくても、比較的安価なQI対応充電器を手に入れることができます。

 

私が使っているのはこちら。

 

動くアニメーション絵文字「Animoji」を利用可能

ただの絵文字だと思っていたのですが、本人の表情に合わせて動く動物アイコンが作成できるようです。
アニモジ
LINEのスタンプみたいに流行るかもしれませんね。
しかし「あなたの中にいるブタを呼び覚ましましょう」って軽くディスってんのか!w

予約はiPhone8より遅れた10月27日16時01分から

2017年10月27日の16時01分から予約開始、11月3日に発売予定ですが、こちらは混雑が予想されますね。かなり高い機種ですが、Apple初のボームボタン廃止モデルは、Apple信者が大挙して押し寄せる可能性もあります。試してみたいですもんね。私もそうです。
どうやら生産台数も少ないらしく、運良く予約できたとしても年末までに届くかどうかといった状態になると予想。

まとめ・雑感

思いっきり期待していた人は少ないと思いますが、私も今回の発表では「絶対に発売日に手に入れてやる」というような気合は入りませんでした。

FaceIDは面白そうですし、ベゼルレスで画面が大きくなっても、肝心の本体サイズが大きすぎる。胸ポケットに入るサイズが理想なんです。

じゃないと落としやすい上に、操作性も悪い。背面もガラス製だし、12万のiPhoneを落として壊したら…泣くに泣けない。呆然としちゃうでしょう。

それに日本以外じゃ外で使うのも怖い気がします。※強盗の対象になりそう。。

 

どうせならiPhoneSEの後継機として、4インチベゼルレス有機ELのiPhoneが出てきたら最高なのにな~というのが私の正直な感想です。

という訳で、発売までまだ時間があるので、じっくり考えてから購入するかどうか決めたいと思います。
でも結局買っちゃうんだろうなあ…
最後に価格比較表を置いておきます。

価格比較表

名称 容量 価格 AppleCare+ 合計
iPhone X 64GB ¥112,800 ¥22,800 ¥135,600
256GB ¥128,800 ¥22,800 ¥151,600
iPhone 8 64GB ¥78,800 ¥14,800 ¥93,600
256GB ¥95,800 ¥14,800 ¥110,600
iPhone 8 Plus 64GB ¥89,800 ¥16,800 ¥106,600
256GB ¥106,800 ¥16,800 ¥123,600
iPhone 7 32GB ¥61,800 ¥14,800 ¥76,600
128GB ¥72,800 ¥14,800 ¥87,600
iPhone 7 Plus 32GB ¥74,800 ¥16,800 ¥91,600
128GB ¥85,800 ¥16,800 ¥102,600
iPhone 6s 32GB ¥50,800 ¥14,800 ¥65,600
128GB ¥61,800 ¥14,800 ¥76,600
iPhone 6s Plus 32GB ¥61,800 ¥16,800 ¥78,600
128GB ¥72,800 ¥16,800 ¥89,600
iPhone SE 32GB ¥39,800 ¥12,800 ¥52,600
128GB ¥50,800 ¥12,800 ¥63,600
 こうして見ると、iPhone6Sと同程度の性能を持ったiPhoneSEのコスパの高さよ…
アップル様、できれば次はSEの後継機をお願いします。

 

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この記事を書いた人

石川直紀プロフィール

石川 直紀

大学時代に歌舞伎町の客引きのアルバイトから始まり、数々の職を転々としつつ大学時代に独立し起業。
現在は千葉県船橋市でパソコンスクールの経営と、PC・スマホの出張トラブルサポート事業、小学生向けのプログラミング教室を展開中。
現在は植物沼にどっぷりハマり、3Dプリンターを使って鉢や受け皿をデザインする毎日。
自作の受け皿はBASEにて販売しています。